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日本や韓国では北朝鮮の「喜び組(기쁨조=キップンジョ)」は、金日成一家を中心とする最高指導層に奉仕する組織として知られており、とくに性的な奉仕をする集団というイメージがある。

しかし、その実体は、最高指導者の身辺補佐をする女性たちの総称であるという新証言を韓国の放送局「チャンネルA」が明らかにした。

特別管理対象の「木蘭組」とは?

同放送によると、「喜び組」の女性たちは、マッサージ、スポーツ、公演などの専門分野に別れている。そして、最高指導層に性的な奉仕をする組織は「木蘭組(목란조=モンランジョ)」と呼ばれるという。

チャンネルAがインタビューした北朝鮮の護衛司令部出身のコ・イルミン氏(少佐)によると、一般的な「喜び組」は護衛司令部の警護を受けているが、木蘭組は労働党中央の書記室で直接管理するという。

また、かつての喜び組は、金氏一家のみに奉仕していたが、最近では訪朝する外国高官や代表団にも奉仕するという。

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彼女たちは、婚期になると大部分が護衛司令部所属の軍官と結婚する。指導層のプライベート情報に関わっていただけに、セキュリティチェックが最も厳しい護衛司令官と結婚して、情報漏洩を防ぐためだ。喜び組と結婚した軍官たちの多くがスピード出世して活躍している。

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1997年にアメリカに亡命した元エジプト駐在大使の張承吉(チャン・スンギル)氏の夫人チェ・ヘオク氏も北朝鮮の代表的革命歌劇「花を売る乙女」の主演女優を務め、金正日氏の寵愛を受けていたと同放送は伝えた。

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