不法残留の外国人が22年ぶり増加、技能実習生の失踪が押し上げ

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法務省は20日、今年1月1日現在で日本国内にいる外国人の不法残留者が6万7人で、前年と比べ946人(1.6%)増えたと発表した。

不法残留者の数は1993年29万8646人をピークに一貫して減少していたが、今回22年ぶりに増加した。外国人技能実習生が失踪するケースなどが増えたことで、全体の数字に影響したようだ。

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国籍別では、韓国が1万3634人(前年比4.2%減)で最も多く、中国8647人(同4.7%増)、タイ5277人(同20.2%増)、フィリピン4991人(同2.5%減)が続いた。

また、不法残留者となる前に有していた在留資格別では、多い順に短期滞在4万1090人(前年比0.8%減)、技能実習4679人(同65.3%増)、日本人の配偶者や子ども3709人(同0.3%減)、留学2806人(同1.0%増)となっている。

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