北朝鮮部隊、実戦で「クラスター弾」使用か 5日のキーウ攻撃で

約90人規模の部隊はロシア軍第112ミサイル旅団と共同運用され、最終的に弾道ミサイル120発と発射装置6基が配備される可能性があるという。

同当局者によると、ロシアはすでに新たな40発のKN23、KN24短距離弾道ミサイルを受領しており、先月30日にウクライナ中部ラドゥシュネへの攻撃で使用された北朝鮮製ミサイルも、この新たな供与分だった可能性があるという。ロイターは、ウクライナ軍レーダーがKN23またはKN24に特徴的な飛翔軌道を捉えたと報じている。

KN23はロシア軍のイスカンデルMに酷似した短距離弾道ミサイルだが、ウクライナ軍は「イスカンデルより弾頭重量と射程で勝る一方、命中精度は劣る」と分析している。近年は誘導性能が改善されたとの見方もあり、ロシア軍が弾道ミサイル攻撃を増やす中、ウクライナ側は迎撃が困難なKN23の追加投入に強い警戒感を示している。

仮に今回のOSINT分析が裏付けられれば、北朝鮮は弾道ミサイル本体だけでなく、新型弾頭までロシアへ供給し、実戦で使用されたことになる。さらにミサイル運用部隊のロシア展開が事実であれば、露朝軍事協力は兵器供与から運用面まで一体化する新たな局面を迎えたことを意味しそうだ。