北朝鮮、米国の「サイバー脅威」批判に反発 「根拠なき中傷」と非難

また、人工知能(AI)技術についても、「米国は『AIは核兵器に匹敵する』と公言し、情報技術分野で排他的な陣営を構築している」と批判。「サイバー空間の不安定化と新たな安全保障上の危機を招いている責任は米国にある」と訴えた。

報道官は、「世界最大のサイバー戦力を保有・運用する米国が他国のサイバー脅威を問題視するのは理屈に合わない」とし、「サイバー脅威論は主権国家への圧力政策を正当化するための口実にすぎない」と強調した。

最後に、「サイバー問題を政治化し、他国への圧力手段としようとする米国と敵対勢力のいかなる企図も容認しない」と述べるとともに、「国家の安全と発展利益を守るための実践的努力を続ける」として対抗姿勢を鮮明にした。

今回の談話は、米国や日本、韓国を含む有志国が近年、北朝鮮による暗号資産窃取やサイバー攻撃への警戒を強めていることを受けた反論とみられる。北朝鮮は一貫して関与を否定する一方、サイバー分野での対立は安全保障上の新たな争点として激しさを増している。