「お前がどこにいるか知っている」脅されたベラルーシ大統領、ゼレンスキー氏に公開謝罪
同施設はモスクワから離れた森林地帯に位置し、これまで「安全圏」の象徴とみられてきた。
ロシア側はS-400を軸とする多層防空網を構築し、パンツィリS1など近距離防空や電子戦を組み合わせて重要施設を防護している。ヴァルダイも例外ではなく、国家中枢に準じる厳重な警戒下にあるとみられる。
しかし、ウクライナはラスティダガーをはじめとする低コスト兵器を大量に投入することで、防空システムの処理能力を飽和させる「量の戦術」が現実の選択肢となる。迎撃ミサイルが高価であるのに対し、攻撃側は比較的安価に数を揃えられるため、防御側は迎撃を重ねるほど負担が増す構造だ。
(参考記事:プーチンと新体操女王「愛の巣」別荘に強力すぎる”対ドローン防空網”)
すでにウクライナは長距離ドローンなどでロシア本土の奥深くを攻撃しており、「後方は安全」との前提は揺らいでいる。仮に同種兵器が数百発単位で投入されれば、防空網に局所的な“穴”が生じる可能性は否定できない。そのれがロシアの権力中枢の頭上に生じることの意味は、決して軽くはないだろう。
