「日本は素晴らしい国」映像見て憧れた北朝鮮の青年幹部らを逮捕

何より今回の事件は、平壌の中心部、それも党が「青年前衛」と位置付ける若者たちが集まる建設現場で、「退廃的な外国映像」が流通していたことから、平壌市党委員会まで大騒ぎになったと伝えられている。

消息筋は「事件発覚後、和盛地区第5段階建設現場の青年突撃隊員の間には極度の緊張感が漂っている」とし、「逮捕された者たちに厳しい処罰が下され、その余波も大きいと予想されるため、皆が周囲の様子をうかがっている状況だ」と語った。

さらに、「今回の事件は極めて重大だが、逮捕された者たちは和盛地区建設で大きな功績を挙げ、党から信任を得ていた幹部たちだ。直ちに厳罰に処せば党の面子が傷つき、建設事業にも深刻な支障が生じる恐れがあるため、上層部も事件処理に頭を悩ませている」と付け加えた。

一方、この事件を知る住民の間では、「首都建設の英雄と称賛されていた者たちが不純録画物を見て摘発されたのだから、今度は首が飛ぶことになるだろう」との噂話が絶えないという。

その一方で、一部住民の間では「青年突撃隊指揮部の幹部たちまで夢中になるほどなのだから、どれほどすごい映像なのだろうか」と、問題となった映像への好奇心を隠せない様子もみられると伝えられている。