彼らは中国や日本から中古バイクを輸入。さらに、市場経済が広がってオートバイの利用が急増し、生計を立てるための必需品にもなりつつある。
オートバイの需要が増えれば、同時にガソリンの消費量も増えるが、北朝鮮は慢性的な燃料不足だ。それでも利用者はあらゆる手段で燃料を入手してきた。
北朝鮮当局の「オートバイ規制」は燃料不足に拍車がかかることを懸念したようだ。
消息筋は、「公共ナンバーや統治機関ナンバーのオートバイも私用に使われるケースもある。今回の規制は今までもあったが、オートバイ利用者が少し減れば、規制もうやむやになるだろう。そして、ワイロを使ってまた走れるようになるだろう」と語った。
ちなみに、かつてオートバイの個人所有は禁じられていて、摘発されれば没収の憂き目に遭っていた。
（参考記事：北朝鮮当局、個人所有のオートバイを取り締まり） 人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面https://dailynk.jp/archives/1409