現地では「言葉一つ、視線一つでも反逆の兆候と見なされる」との指示が出され、日常生活のあらゆる行動が監視対象となっているという。夜間の抜き打ち検査が常態化し、住民が安心して眠ることすら難しい状況に追い込まれているとの証言もある。
(参考記事:「泣き叫ぶ妻子に村中が…」北朝鮮で最も”残酷な夜”)専門家は、北朝鮮がロシアとの軍事的接近を強める中で、ウクライナ戦争に関する外部情報の流入を体制の根幹を揺るがしかねない脅威と認識していると指摘する。その遮断のため、従来を上回る水準の思想統制に踏み込んだ可能性が高い。
外部世界の断片的な映像に触れただけで人生が一変する――。国境地帯では今、情報そのものが「危険物」と化し、住民を追い詰めている。
