北朝鮮の金正恩総書記の娘、ジュエ氏が25日、朝鮮労働党第9回大会を記念して平壌で行われた閲兵式に姿を見せた。公式の肩書や後継者としての位置づけについて北朝鮮メディアは明言を避けたものの、演出や立ち位置から「事実上の後継構図を示唆するもの」との見方が強まっている。
朝鮮中央通信によると、ジュエ氏は母親の李雪主(リ・ソルチュ)夫人とともに閲兵式に出席。金正恩氏と並び、会場正面の階段を降りる場面が捉えられた。正恩氏が向かってやや右側に位置したのに対し、ジュエ氏は階段の中央を占め、象徴的な立ち位置となった。装いも父親と同じ革製の外套姿で、金正恩氏の演説に拍手を送るなど、存在感を際立たせた。(参考記事:「センターは私」金正恩を脅かす、偏愛する娘の”強烈な自我”の目覚め)
ジュエ氏が公式行事に姿を見せるようになってから3年以上が経過する。軍事関連の視察にとどまらず、経済、外交、文化行事など幅広い場面に同行し、後継候補としての地位を着実に固めてきたとの評価がある。
