STはこの報道に添えて、デイリーNKの記事を引用している。デイリーNKは、黄海北道の党委員会が10日に緊急会議を開き、「コッチェビおよび青少年犯罪の完全掃討」を指示し、掃討隊を稼働させたと報じている。
デイリーNKによれば、沙里院市・鳳山郡・延灘郡では市場やバス停で高齢者や女性を突き倒して荷物を奪う事件が続発している。特に沙里院市では10代の学生が60代の男性を転倒させ、現金だけでなく靴まで奪って逃走する事件が発生した。
さらに、生活難などを理由に外地商人に同行し「雑用」を装いながら売春を試みる10代女性も増えているとされる。摘発された青少年は親とともに安全部へ連行され、一部の親は所属組織で公開批判に立たされているという。
