「逃げたら即決処刑」北朝鮮ハッカーたちの過酷な境遇

「脱走を試みた者を発見した場合、指揮官がその場で即決処刑・処理し、事後報告してもよいと規定されている」

海外に派遣された北朝鮮IT労働者の実情に詳しい対北朝鮮情報筋が語ったこの一言は、自由の一切を奪われ、金正恩総書記による“1号方針”のもとで任務を遂行する彼らの過酷な実態を如実に示している。

(参考記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面

韓国デイリーNKは複数の情報筋を通じ、北朝鮮IT労働者の活動実態、組織構造、教育体制を総合的に取材した。北朝鮮当局は派遣の事実を徹底して秘匿し、思想統制と行動監視を極めて強いレベルで実施。外貨獲得とサイバー攻撃を組み合わせた「体制維持の道具」としてIT要員を酷使しているという。

日本も「主要打撃対象」

情報筋によると、彼らが活動する地域は中国、ロシア、東南アジア、さらにはアフリカにまで及ぶ。