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北朝鮮では、衣料類は国内工場で一括生産されてきたため、個性とは無縁だった。その後、市場(ヤミ市場)の活性化により中国製の衣類が入り、一般住民が身に付ける服装に変化が起こり始めた。

在日本朝鮮人総連合会(総連)の機関紙である朝鮮新報は、2008年3月、北朝鮮の20?30代の男性の間では、スマートな体形を強調する「スリムルック」スーツが流行していると報道した。最近は韓国ブームの影響で住民の目も肥えてきている。

韓国スタイルの服をデザインし製作する縫製業者は、ほとんどが衣類工場で勤務していた経験者だ。彼らは数年前から自宅にミシンを数台置いて、人を雇って教育しながら縫製業を営んできた。貨幣改革後に衣類市場が全般的に不況に陥いったが、『韓流ファッション』という切り札を出してきたようだ。

北朝鮮の某市で商売を営む華僑のキム某氏は通話で「韓国スタイルを知るために個人縫製業者は、韓国ファッション誌を欲しがる。取締りが厳しくとも雑誌を入手する。『一度は着てみたい映画の中のあの服を作ろう』などのタイトルまで知っている」と話した。

自前で縫製するために必要な材料もほとんど中国から仕入れる。

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