先月9日にも、仁川江華郡キョドン島で発見された北朝鮮民間人も、近隣の軍境界鉄條網を越え、民間地域に隠れているところを六日ぶりに発見された。この亡命者も鉄條網をくぐって南下したが、該当の地域を警戒する部隊は、これに気がつかなかった。

キム・ゴンジン民主統合党議員は、「わが軍の綱紀がどれほど不十分であるかを如実に知らしめている」、「もし該当の兵士が、手榴弾、銃器などの武器を携帯していたら、わが軍は全滅させれた状況」と指摘した。

しかし軍は、「わが軍の警戒態勢に穴があいたことはない」とした。軍関係者は、「北朝鮮軍兵士が帰順意思を明らかにして越えて来て、現在、調査が進行中のであることは事実」だと言いながらも「北朝鮮軍兵士が、軍事分界線を越え、我々側GOP警戒所に近付くの見つけ、安全に帰順を誘導した」としている。