同通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮南部国境の東・西部地域で大韓民国と連結された道路と鉄道を完全に閉鎖 朝鮮中央通信社が報道発表

【平壌１０月１７日発朝鮮中央通信】朝鮮中央通信社は１６日、朝鮮民主主義人民共和国南部国境の東・西部地域で大韓民国と連結された道路と鉄道を完全に閉鎖したことに関する次のような報道を発表した。
朝鮮労働党中央軍事委員会の命令第００１２２号に従って、朝鮮人民軍総参謀部は１０月１５日、朝鮮民主主義人民共和国の主権行使領域と大韓民国の領土を徹底的に分離させる段階別実行の一環として、南部国境の東・西部地域で韓国と連結されたわが方の区間の道路と鉄道を物理的に完全に断ち切る措置を取った。
朝鮮民主主義人民共和国国防省のスポークスマンは１５日昼、江原道高城郡カムホ里一帯の道路と鉄道６０メートル区間と開城市板門区域トンネ里一帯の道路と鉄道６０メートル区間を爆破の方法で完全に閉鎖したと発表した。
これは、大韓民国を徹底的な敵対国家として規制した共和国憲法の要求と敵対勢力の重大な政治的・軍事的挑発策動によって予測不能の戦争の瀬戸際に突っ走っている深刻な安保環境から発した必然的かつ合法的な措置である。
朝鮮民主主義人民共和国国土環境保護省のスポークスマンは、爆破が周辺の生態環境にいかなる否定的影響も与えなかったし、今回の措置によって朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国の連結通路が徹底的に分離されたことを確認した。
朝鮮民主主義人民共和国国防省のスポークスマンは、閉鎖された南部国境を永久的に要塞化するわれわれの措置は引き続き取られると明らかにした。－－－