仁川国際空港では、旅客機に接触する危険性があるとして、離着陸が3時間にわたって見合わされた。風船1個に入っている汚物の重さは10キロを超え、急降下すると危険だと軍当局は警戒を呼びかけた。
風船の中からは「北朝鮮の今」を示す様々なものが発見された。
統一省は24日、北朝鮮の飛ばした風船70個の中身を分析した結果を発表した。
中身は細かく切り刻まれた古紙、ビニール、ハギレなどで、ツギハギだらけの手袋や靴下、布2枚を縫い合わせて作ったTシャツなども見つかった。ミッキーマウス、くまのプーさんなどの絵が描かれた靴下や下着も発見された。
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露出を防ぐ
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面北朝鮮では人民班(町内会)、学校を通じて有給資材、つまりリサイクル用の古着、ボロキレなどを集める事業が頻繁に行われているが、風船に入っていたものもこのような形で集められたと考えられる。