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北朝鮮の金先敬(キム・ソンギョン)外務次官は23日、国連安全保障理事会に提出されたパレスチナ・ガザ地区での停戦決議案が米国の反対で否決されたことを受けて談話を発表し、米国は「イスラエルの反人倫犯罪の共犯者になった」と非難した。朝鮮中央通信が伝えた。

談話は、「米国がガザ地区で民間人の犠牲を防ぐための最小限の措置が反映された決議案の採択を無鉄砲に阻んだのは、罪なきパレスチナ人に対するイスラエルの無差別的な虐殺蛮行に青信号を灯してやる死刑宣告も同様である」と指摘。

続けて「これで、米国は国際平和と安全、人権保障に対してうんぬんする初歩的な道徳的資格さえ完全に喪失した」と断じた。