すると取調官は、太さが7センチほどもある棍棒で、キムさんの頭、足を殴りつける拷問を行った。そして今月9日、キムさんは会寧(フェリョン)市病院に担ぎ込まれる事態となった。
(参考記事:手錠をはめた女性の口にボロ布を詰め…金正恩「拷問部隊」の鬼畜行為)
情報筋によると、搬送されたキムさんは、腕と足に力が入らない状態だったという。そして3時間後、彼女は死亡した。
多くが20~40代
取り調べの過程で拷問死させても誰一人責任を問われる者はおらず、当事者はむしろ「スパイ行為を行った者は死んで当然」だと吐き捨てる。