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同通信の報道全文は次のとおり。

最高人民会議第14期第9回会議

【平壌9月28日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第9回会議が9月26日から27日まで、平壌の万寿台議事堂で行われた。

会議は、全国の人民が強大で尊厳あるわが国家の創建75周年を歴史に特記すべき革命的大慶事として盛大に祝った大いなる民族的自負と愛国の熱意をさらに昇華させて、意義深い今年を共和国の発展道程に大きく刻み込まれる偉大な転換の年、変革の年に輝かすための闘いを一層速めている時期に招集された。

会議には、最高人民会議の代議員と、オブザーバーとして党中央委員会、最高人民会議常任委員会、内閣、武力、法機関、銀行部門をはじめ、中央と地方の当該の活動家が出席した。

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朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会副委員長である金徳訓内閣総理、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長である最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である党中央委員会の李炳哲書記をはじめ、党と政府、軍部の幹部と最高人民会議の議長、各副議長、国務委員会の委員、最高人民会議常任委員会の副委員長、書記長、委員が幹部壇についた。

朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第9回会議では、次のような議案が討議された。

第1に、朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法の一部の内容を修正、補足することについて

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第2に、朝鮮民主主義人民共和国障害者権利保障法を審議、採択することについて

第3に、朝鮮民主主義人民共和国灌漑法を審議、採択することについて

第4に、朝鮮民主主義人民共和国公務員法を審議、採択することについて

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第5に、朝鮮民主主義人民共和国金融部門の法執行状況総括について

第6に、朝鮮民主主義人民共和国国家宇宙開発局を朝鮮民主主義人民共和国国家航空宇宙技術総局にすることについて

第7に、組織問題

朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が、憲法改正に関する第1の議案の討議にオブザーバーとして出席した。

敬愛する金正恩総書記が会議場に姿を現すと、全ての参加者は自主的かつ自衛的な国家建設と国家防衛力強化の新たな転機を開き、朝鮮式社会主義の全面的発展のための百年の大計の闘争を力強い成功へと確信をもって導くわが党と国家、人民の全ての勝利と栄光の象徴であり、偉大な尊厳の代表者である金正恩総書記を仰いで熱狂の歓呼の声を上げた。

最高人民会議の朴仁哲議長が、会議を司会した。

開会が宣言されると、朝鮮民主主義人民共和国の国歌が奏楽された。

第1の議案に対する報告を、最高人民会議常任委員会委員長の崔龍海代議員が行った。

報告者は、本最高人民会議が国家防衛で占める核戦力の地位と核戦力建設に関する国家活動の原則を共和国の基本法であり、社会主義強国建設の偉大な政治憲章である社会主義憲法に規制するために憲法修正・補足案を審議、採択するようになると述べた。

また、歴史的な最高人民会議第14期第7回会議で国家核戦力政策に関する法令が発布された以降のこの1年間、共和国核戦力の変革的な発展ぶりと経済・文化分野で収められた驚異的な成果、国際舞台で起こった注目に値する変化は国家核戦力政策法化の正当性と生命力をはっきり実証したと強調した。

そして、国家核戦力政策法化の成果に基づいて近代的な核戦力建設と共和国武装力の時代的使命に関する国家活動の原則を社会主義憲法に固着させることが持つ重大な意義について述べた。

報告者は、朝鮮民主主義人民共和国は責任ある核保有国として国の生存権と発展権を保証して戦争を抑止し、地域と世界の平和と安定を守るために核兵器の発展を高度化するという内容と、共和国武装力の使命が国家主権と領土保全、人民の権益を擁護し、全ての脅威から社会主義制度と革命の獲得物を死守し、祖国の平和と繁栄を強力な軍事力で保証することにあるという内容が修正・補足案に反映されたことについて明らかにし、これを本最高人民会議の審議に提起した。

会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法の一部の内容を修正、補足することについて」が参加者の全幅的な支持、賛同の中で採択された。

共和国の核戦力政策を最高人民会議第14期第7回会議で法的に固着させたのに続き、国家の基本法に公式化する重大議案が全会一致で採択されたのは、核戦力を含む国家防衛力を非常に強化し、それに基づく安全保証と国益守護の制度的、法律的基盤を打ち固め、朝鮮式社会主義の全面的発展を促せる強力な政治的武器をもたらした歴史的な出来事となる。

敬愛する金正恩総書記が、演説を行った。

金正恩総書記は、全朝鮮人民の総意をこめて最も歴史的な決議権を行使し、共和国の憲政史に輝かしい1ページを飾った最高人民会議代議員に心からなる謝意を表し、全人民に崇高な敬意のあいさつを送った。

金正恩総書記は、社会主義強国建設偉業遂行の新たな高揚期、激変期を迎えている朝鮮革命にとって重要な意義を持つ今年に収められた誇らしい成果を総括し、今後の闘争方向と政策的課題を言明し、いくばくも残っていない年末まで頑強かつ実質的な闘いで2023年を誇るべき勝利で締めくくることを呼びかけた。

敬愛する金正恩総書記が演説を終えると、全ての参加者は社会主義朝鮮の強大無比の国力の絶え間ない強化のための百勝の実践綱領、人民の理想社会の建設を促す不滅の大綱に接した感激と歓喜に満ちて熱狂の歓呼と拍手を送った。

敬愛する金正恩総書記の意義深い演説は、真の自主強国であり、真の人民の政権であるわが共和国の不敗の威力を全面的に強化し、チュチェの社会主義強国建設偉業の新たな勝利と壮大な前進を力強く促す戦闘的旗印、偉大な革命文献となる。

会議では、次の議案として朝鮮民主主義人民共和国障害者権利保障法、灌漑法、公務員法の草案に対する討議が行われた。

第2の議案と第3の議案、第4の議案に対する報告を、最高人民会議常任委員会副委員長である姜潤石代議員が行った。

報告者は、当該の法草案にわが党の障害者権利保障政策と新時代の農村革命綱領の遂行を徹底的に保証し、国家社会制度を一層強化して発展させる上で提起される原則的問題が反映されたことについて述べた。

そして、障害者の社会的・政治的、経済的・文化的権利を徹底的に保障し、障害者に国家と社会の主人として生き甲斐のある生を享受させることに関する規範、農業の水利化を高い水準で実現して農業生産の持続的かつ安定的な発展を保障する上で提起される法的要求、公務員陣容を打ち固めて党と国家政策の正しい実行を保障し、国家管理を改善するための規則など、当該の法草案の内容について章別に解説した。

最高人民会議常任委員会は、社会主義憲法第95条に従って朝鮮民主主義人民共和国障害者権利保障法の草案と朝鮮民主主義人民共和国灌漑法の草案、朝鮮民主主義人民共和国公務員法の草案を本最高人民会議の審議に提起した。

会議では、第2の議案と第3の議案、第4の議案に対する討論を、キム・スンドゥ代議員、ホ・ソンチョル代議員、パク・ミョンソン代議員、シン・クァンボン代議員、チョン・スングク代議員、ホ・ソンホ代議員が行った。

各討論者は、障害者権利保障法が全ての障害者により立派な活動条件、生活条件を保障し、障害者を助ける全社会的気風を昇華させることで、人民大衆中心の朝鮮式社会主義制度の優越性をより力強く発揚させていけるようにすると認めた。

また、灌漑法が国の全般的な灌漑システムの完備を促して農業増産と社会主義農村振興を推進する上で重要な意義を持つということと、公務員法が国家管理の直接的担当者である公務員の政治意識と実務的能力、強い組織力と実行力を向上させて国家活動の円滑さを保障するための制度的保証になるという見解を示した。

会議は、代議員らの建設的な意見を審議、補足して朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国障害者権利保障法を採択することについて」「朝鮮民主主義人民共和国灌漑法を採択することについて」「朝鮮民主主義人民共和国公務員法を採択することについて」を採択した。

会議では、第5の議案「朝鮮民主主義人民共和国金融部門の法執行状況総括について」を討議した。

内閣副総理兼国家計画委員会委員長であるパク・ジョングン代議員が、報告を行った。

報告者は、国家金融システムを発展する現実の要求に応じた科学的な土台の上に押し上げる事業の重要性に立脚して、金融部門の法執行での成果と経験、偏向と教訓を分析、総括し、国家の統一的な金融管理システムを補完して国家経済発展を中身のあるものに促す上で切実な実践的問題に言及した。

続いて行われた討論では、党と国家、人民に対して担った重い責務を自覚し、百倍に奮発して、全ての部門、全ての単位で金融部門法の要求を徹底的に順守するようにすることで、朝鮮労働党第8回大会の決定貫徹を金融的にしっかり裏付けていく決意が表明された。

会議では、第5の議案に対する決定が一致可決された。

会議は、第6の議案「朝鮮民主主義人民共和国国家宇宙開発局を朝鮮民主主義人民共和国国家航空宇宙技術総局にすることについて」を討議し、それに対する決定を全員賛成で採択した。

会議は、第7の議案である組織問題を討議した。

内閣メンバーを新たに任命した。

アン・ギョングン氏を機械工業相に、リ・スンチョル氏を国家建設監督相に、チョン・チョルス氏を国土環境保護相に、キム・グァンジン氏を収買糧政相に、ペク・ミングァン氏を中央銀行総裁に任命した。

最高人民会議部門委員会のメンバーを召還、補欠選挙した。

最高人民会議法制委員会委員にチェ・グンヨン代議員、パク・チャンホ代議員、リ・ヨンチョル代議員を補欠選挙した。

最高人民会議の朴仁哲議長が、閉会の辞を述べた。

最高人民会議第14期第9回会議は、非凡な思想と指導でわが共和国の尊厳と強大さを世界に力強くとどろかせていく偉大な党中央を一意専心で支えて、人民の代表、国政の主人としての重大な責務を全うするという参加者の革命的自覚と熱意の中でその活動を成功裏に終えた。---