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北朝鮮の李竜男(リ・リョンナム)駐中国大使は24日、国営の朝鮮中央通信を通じ、台湾問題に介入しようとする米国がアジア太平洋地域の情勢を激化されているとする文を発表した。

同大使は「台湾問題を国際化して、アジア太平洋戦略実行のための集団的な対中国抑止の名分を築き、中国の気力を衰えさせて社会主義強国である中国の戦略的崛起(くっき)をどうしてでも遮ろうとするのがまさに、米国が抱いている陰険な下心である」と主張。

「中国人民解放軍が台湾周辺の水域と上空で各種の軍事演習を次々と行っているのは、中国の主権と国益を断固と守るための正々堂々たる自衛的な軍事的行動措置である」として、中国の行動を擁護した。

さらに「米国があくまでも分裂を助長し、不法な二重基準で他国の主権を侵害し、陣営対決と平和破壊の道を選択するなら、その全ては米国の好ましくない将来を予告する前奏曲になるだけ」だとしながら、「一つの中国原則に従って祖国統一を成し遂げるための中国の全ての措置を揺るぎなく支持する」と強調した。