同通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮労働党中央委が中共中央委に連帯書簡

【平壌８月１０日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央委員会は、台湾問題に関連して９日、中国共産党中央委員会に連帯書簡を送った。

朝鮮労働党中央委員会は書簡で、中国の強力な抗議と厳粛な警告、国際社会の普遍的な反対にもかかわらず、公然と行われた米国現職高位政客の台湾訪問を中国の主権と領土保全に対する重大な侵害、中国共産党の権威をダウンさせ、第２０回党大会の成功裏の開催を妨害しようとする許せない政治的挑発行為と烙印(らくいん)を押した。

書簡は、米国が２０世紀５０年代から持ち出したアジア太平洋安保戦略がこんにち、「インド太平洋戦略」に改悪されて、社会主義中国の成長・強化と祖国統一偉業を妨げるところに基本目標を置いて強行推進されているとし、禍根をつくり上げて国際的世論を惑わした後、それを統制、管理するという名分で自分らの戦略的企図を実現するのは米国の体質化した政策実行の手口であり、米国が朝中両国の社会主義を孤立、圧殺する上でこのような常套的な手口を最も集中的に、最も卑劣に適用していることについて暴いた。

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朝鮮労働党中央委員会は、米国の破廉恥な挑発行為を中国の社会主義偉業に対する重大な挑戦、主権国家の内政に対する乱暴な干渉、地域の平和と安定に対する深刻な脅威と峻烈(しゅんれつ)に断罪、糾弾した。

併せて、中国共産党と中国政府が米国の専横を断固粉砕し、国家の領土保全を守り、中華民族の統一偉業を成し遂げるために取っている強力かつ正当であり、合法的な全ての措置に対する全面的な支持と連帯を送った。

書簡は、米国と追随勢力のいかなる無分別で悪辣(あくらつ)な反中国攻勢も、中華民族の運命開拓と発展において転換的局面を開き、巨大な歴史的業績を積み上げた中国共産党の権威を絶対に崩すことはできず、祖国の完全統一を実現しようとする１４億中国人民の確固たる意志をくじくことはできないであろうと強調した。

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朝鮮労働党中央委員会は、今後も台湾問題に関連する中国共産党の正当な立場と全ての決心を全面的に支持し、その実現のための道でいつも中国の同志たちと共にいるであろうとし、中国共産党が習近平総書記同志の指導の下に中華民族の偉大な繁栄のための新たな歴史的道程で重要な里程標となる第２０回党大会を成功裏に迎えるとの確信を表明した。－－－