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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞と内閣などの総合機関紙・民主朝鮮は12日、今年の穀物生産目標を達成するためには、田植えが重要であるとする社説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

北朝鮮では毎年5月頃から、協同農場の田植えを支援するため全国から都市住民が動員される。これが北朝鮮恒例の「田植え戦闘」だ。田植え戦闘には、大学生らも動員される。

労働新聞の社説は、「全ての活動家と党員と勤労者は田植えを適期に質的に行って、今年の穀物生産目標達成の突破口を必ず開くという覚悟を持ってこぞって立ち上がらなければならない」と主張した。

また、「みんなが田植えに力量と手段を総動員して今年の穀物生産目標達成の突破口を開くことによって、新たな5カ年計画の初年に社会主義経済建設の主要攻略対象である農業部門で豊穣の秋をもたらすことに積極的に寄与しよう」と訴えた。

民主朝鮮も「全力を集中して当面の田植えを適期に質的に促して今年の穀物生産目標達成の明るい展望を開かなければならない」と強調した。