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同通信の報道全文は次の通り。

「邦人保護」は侵略の代名詞 朝鮮中央通信社論評

【平壌12月17日発朝鮮中央通信】最近、日本の防衛省が朝鮮半島の有事の際を想定した「自衛隊」の「邦人保護」訓練を行い、メディアに公開した。

これは、自国内に極度の社会的不安と恐怖を生じさせて軍事大国化策動と再侵略の野望を合理化しようとする日本反動層の腹黒い下心の発露である。

子どもが勉強する学校に人々を追い込み、数百人の「自衛隊」員が飛び込んで「救出」して退避させる劇が日本の社会全般に対朝鮮敵対意識をさらに鼓吹させることになるのは火を見るより明らかである。

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一方、日本当局は高出力レーザーで無人機を迎撃する武器の開発など、軍事力の増強に莫大な費用をつぎ込もうとしているため、各界の非難と排撃の機運を高調させている。

穏やかでない民心の耳目をまさに、朝鮮人憎悪、排外の殺伐な雰囲気に向かわせようとするのが、日本反動層の狡猾(こうかつ)な術数である。

明白なのは、今回の訓練を通じて現日本当局が朝鮮に対する再侵略の企図をより集中的に、いっそう露骨にさらけ出したことである。

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日本の反動層がけん伝する「邦人保護」は、19世紀、20世紀に日帝が侵略戦争の挑発に先立って恒常的に使ってきた「居留民保護」のコピーであり、延長である。

日帝は1894年、わが国で甲午農民戦争が起こると、日本人居留民を「保護」するという美名の下で陸・海軍武力を投入して日清戦争を起こした。

20世紀初めの朝鮮侵略もやはり、「居留民保護」の名分の下で強行されたし、関東大震災と「間島大討伐」などの民族排外主義的な人間殺りく戦、大虐殺惨劇も「邦人保護」という罪悪の代名詞の下で強行された。

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現実は、過去、日本が「居留民保護」を口実にして朝鮮を侵略したならば、こんにちは日本人「救出」の美名の下でまたもや再侵略の道に踏み出そうとしていることを示している。

軍国主義狂信者が帝国時代の復活のためにあがくほど、自滅の時間をいっそう早めるだけである。

千年来の敵に対する朝鮮民族の対日決算意志は倍加し、清算されていない20世紀の日本の犯罪とともに、21世紀の続く罪悪も必ず決算されるであろう。---