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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は9日、新型コロナウイルスが流入した疑いがあるとして封鎖された開城(ケソン)市に対し、朝鮮労働党中央委員会が「多くの食糧と生活保障金を特別支援する大いなる恩情を施した」と伝えた。

白米など特別支援物資を載せた列車が7日午後、開城駅に到着したという。

現地では「最高指導者金正恩党委員長が開城市民に施した配慮を伝達する集い」が行われ、党中央委員会の李萬建(リ・マンゴン)第1副部長(党政治局委員)が発言。「金正恩委員長が開城市民の不便はすなわちわが党の痛みであり、彼らを見守るのは母なる党が当然すべき本分だと述べて、悪性ウイルスの拡大を防ぐための闘いに立ち上がった開城市民といつも共に居ると激励した」などと述べた。