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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、日米地位協定は「恥ずべき対米追随」だと非難する論評を配信した。

米国と日本は1960年、日米行政協定を日米地位協定として改正し、正式に条約とした。日本の毎日新聞は6月、47都道府県の知事に日米地位協定に対するアンケート調査を実施。8割を超える39人が、日米地位協定を「見直す必要がある」と回答した。

論評はこれについて「恥ずべき対米追随だけをこととする日本当局に対する幻滅の表出であると同時に、島国の前途を懸念する民心の反映である」と指摘した。

一方、「為政者らは国民の要求に顔を背け、列島を外部勢力の侵略基地、米軍犯罪がはびこる生き地獄にいっそう深く転落させている」と日本政府を非難した。

そのうえで、「日本の反動層が国際社会の嘲笑と非難、警告を無視してあくまでも対米屈従へ進むなら、いつになっても哀れな手先の境遇から脱することができず、島国の前途は永遠に閉ざされるであろう」と強調した。