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北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は30日、朝鮮中央通信者の質問に答える形で、香港問題をめぐる中国政府の措置を支持した。

中国は28日、全国人民代表大会(国家にあたる)で、反体制活動を禁じる「香港国家安全法」の制定方針を採択した。米国や英国、豪州、カナダなどは同日、香港の自由を脅かすことになると非難する共同声明を発表した。

スポークスマンは、「香港では中国の『一国二制度』原則と国家の安全を脅かす重大な情勢が生じており、これは社会主義国家のイメージに泥を塗り、社会的混乱を助長、拡大して中国を分裂、瓦解させようとする外部勢力とその追随勢力の陰謀の所産である」と述べた。

また、「香港問題は徹底的に中国の内政に属する問題として、いかなる国や勢力もそれに対してどうのこうのと言う権利がなく、われわれは香港の安定と社会経済発展を阻害する外部の干渉行為に断固反対、排撃する」と強調した。