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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は21日、 国際社会の経済制裁に対して「一歩の譲歩は十歩、百歩の譲歩をもたらし、しまいには滅びるようになる」とする署名入りの論説を掲載した。朝鮮中央通信が報じた。

北朝鮮の核・ミサイル実験に対する経済制裁が長期化する中、国民の動揺や不満を抑える狙いがあると見られる。

論説は、「帝国主義者が制裁を加えるのは、自分らの気に障る国々の経済を混乱させ、民心を不安にして政権交替を実現し、自分らに隷属させようというところにその目的がある」と指摘した。

また、「国の自主権と民族の尊厳は誰かが与えたり、守ってくれない。もっぱら、帝国主義者との闘いを通じてのみ、守ることができる」と主張した。