「韓国は周辺国の打撃目標になる」予言していた北朝鮮

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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は14日付の論評で、米国が地上発射型の中距離ミサイルを韓国に配備すれば、「地域の情勢を激化させ、極東地域で新たな冷戦と軍備競争を引き起こす」と主張。そうなれば韓国は「米国の対朝鮮・対アジア侵略の核攻撃前哨基地に転落し、米国の軍事的制覇を絶対に許さないという周辺諸国の直接的な打撃の標的になるしかない」と強調した。

(参考記事:韓国は「自滅の道を歩むだろう」…北朝鮮がシビアに予言

ちなみに、ここで言われている「周辺諸国」とは中国とロシアのことだ。実際、中国外務省は6日、韓国など米国の同盟国に対し、「米国の中距離ミサイルを中国のドアの前に配備すれば、中国は座視しないで対抗(反撃)措置を取る」と警告している。

一方、エスパー米国防長官は今月、地上配備型の中距離ミサイルを比較的早期にアジアに配備することに前向きな姿勢を示したが、韓国国防省は、米国の中距離ミサイルを国内に配備する協議は行っておらず、配備を検討する計画もないと説明している。