平壌館ナイトは、名称どおりのいわゆるナイトクラブだ。夜通し酒を提供し、歌と踊りを楽しむ舞台が設置されており、平壌出身の20代の女性がホステスとして客を接待する。
(参考記事:20代美人ウェイトレスを直撃…「北朝鮮レストラン」の舞台裏)100中国元(約1,600円)を支払うと、ホステスが一曲歌い、客が一曲歌う時もやはり100元を支払う。ホステスに現金でチップを渡すことはできず、チップをあげたい場合は花束をホステスに贈り、100元が客の酒代に加算される。つまり、ホステスのチップは店のものとなるわけだ。
一方、柳京ホテル1階に設置されている柳京食堂では、ウェイトレスたちが北朝鮮の歌と踊りを披露する。