事情通はまた、「彼らは20代前半の兵士で、軍服姿だったが銃などの武器は所持していなかった」と付け加えた。
北朝鮮の国境警備隊は、脱北者や密輸業者、人身売買ブローカーが国境の川を渡るのを見逃す対価としてワイロを受け取れるので、他の地域の軍人よりも経済状況がマシであることが知られている。
(参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を強いられる脱北女性たち)ところが最近、強力な対北朝鮮制裁が施行されて中朝間の密輸が難しくなる中で収入が減り、経済事情が悪化したものと思われる。特に幹部よりも下級兵士らの事情がさらに苦しいというのが事情通の説明だ。