また、北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮も26日、日本が自衛隊に宇宙専門部隊の新設を決めたことに対し、「軍事大国化を志向するものだ」と非難する論評を掲載している。
国内経済が停滞する韓国は今、戦闘機やミサイルの更新で日中に後れを取っており、政府への批判が根強い。これは数年で解決できる問題ではなく、長期にわたり引きずることになるだろう。さらに政治の混乱が起きるようなら、問題はより複雑化するはずだ。
そして、より深刻な状況にあるのが北朝鮮だ。最近では、軍隊内での性的虐待に耐え兼ねた女性兵士らの脱走が相次いでいるとされる。
軍事的に対峙してきた両国だが、戦争がないまま過ごした長い年月の間に、内部の緊張は相当にゆるんでいるのかもしれない。