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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は21日、2020年の米大統領選に出馬表明した民主党のバイデン前副大統領が金正恩党委員長を批判したことを受けて、「人間として基本的な品格に欠ける」と非難する論評を配信した。

米メディアの報道によると、バイデン氏は18日にフィラデルフィアで開かれた集会で演説し、「われわれは(ロシア大統領の)プーチンや金正恩のような独裁者や暴君を受け入れる国なのか」と聴衆に問いかけた。

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論評はこれに対し、「大学時代に剽窃(ひょうせつ)したのがばれて落第し、1988年の大統領選挙の際は英国のある政治家の言葉をまねて演説したのが物議をかもして出馬を諦め(中略)オバマの演説中にも客席に座ってぐうぐう眠ってメディアの嘲笑の的」となったなどと反撃。

続けて「バイデンがあえてわれわれの最高の尊厳を冒とくする妄言を吐いたのは、我慢できない重大な政治的挑発である」と反発した。