一方、丹東の別の情報筋は「客が少ない北朝鮮レストランの中には、女性従業員を中国のレストランに派遣し、日当を稼ぐアルバイトをさせているところもある」とし、「しかし3人一組での派遣を希望しているうえ、大卒の高学歴者だからと中国人従業員より30%程度高い賃金を要求するので、仕事を得ることもままならない実情だ」と説明する。
(参考記事:【写真】金正恩氏の新たな商売「女子大生派遣ビジネス」の現場)
この情報筋はまた、「北朝鮮レストランを訪れる客は、ほとんどが好奇心で『1回行ってみよう』と考えている人々なので、観光客が増える4月以降でなければ、客足の回復は見込めない」と指摘する。
さて、冬は厳寒に見舞われる中朝国境もそろそろ暖かくなってくる時期だが、北朝鮮レストランにも「春」の訪れはあるのだろうか。
(参考記事:中国の北朝鮮レストランで「強制売春」説が浮上)