同通信の報道全文は次のとおり。

歴史的な板門店宣言の履行のための北南高位級会談

【板門店６月１日発朝鮮中央通信】歴史的な板門店宣言の履行のための北南高位級会談が１日、板門店南側地域の「平和の家」で行われた。

会談には、朝鮮祖国平和統一委員会(祖平統)の李善権委員長を団長とするわが方（北側）の代表団と趙明均統一部長官を首席代表とする南側代表団が参加した。

会談で双方は、板門店宣言を履行するうえで提起される原則的な立場を確認し、実践的措置を講じるための諸問題を真摯（しんし）に協議し、共同報道文を採択した。

人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

共同報道文には、北南共同連絡事務所を開城工業地区に開設し、６・１５共同宣言発表１８周年を有意義に記念するための方案を模索し、文書交換方式で協議していくとの内容が反映されている。

また、北南将官級軍事会談、スポーツ会談、赤十字会談の時期と場所が明らかにされている。

共同報道文にはこのほかに、１０・４宣言で合意された東、西海線鉄道と道路の連結、近代化問題を討議する分科会議、わが芸術団の南側地域での公演のための実務会談などの開催の日付と場所を文書交換方式で合意し、板門店宣言の履行を推し進めるための北南高位級会談を定例化するとの内容が明記されている。－－－