「殴られ、妊娠中絶を強制された」なお続く北朝鮮の国民虐待

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「北朝鮮の保安員(警察官)は私の話を全く聞こうともせず、殴り続けた。妊娠6ヶ月だったが『中国人の子どもは許さない』と言われ、妊娠中絶を強いられた」(パクさん)

(参考記事:「恐怖に震える北朝鮮女性が600人以上も…」中国で大規模な人身売買被害

再び脱北し韓国に定住したパクさんは今年1月、姉が中国人男性と結婚し15歳の娘と9歳の息子と4人で暮らしていることをSNSを通じて知った。常に強制送還の危険にさらされており、3年前に逮捕されてしまったが、夫と村人の嘆願が功を奏し釈放された。

しかし、中国当局の取り締まりの強化を受け、姉は中国を発って韓国に向かう決心をした。妹のパクさんは、先に姉を韓国に呼び寄せ、後に夫と子どもたちを呼び寄せる手はずを整えた。ところが、計画の実行段階で姉が逮捕されてしまったのだ。