「金正恩は子供たちまで処刑した」衝撃証言の裏に潜むより大きな懸念

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北朝鮮の金正恩党委員長が、米国を激しく挑発している。過激な言動で知られる米国のトランプ大統領に対して、金正恩氏は核やミサイルなどの武力による威嚇のみならず、言葉による挑発、いわば「口撃」をもしかけている。

ミサイルは「プレゼント」

北朝鮮は4日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」型を発射し、成功だったと大々的に発表した。本日(5日)付の労働新聞によると、金正恩氏はミサイル発射の現場に立ち会い、自ら発射命令を下したという。ICBMの発射に立ち会った金正恩氏は「われわれの戦略的選択を見つめていた米国が非常に不快であっただろう」と述べながら、次のように強調した。

「『独立節』にわれわれから受ける『贈物包み』があまり気に入らないものと思えるが、これからも退屈しないように大小の『贈物包み』をしばしば送ってやろう」

(参考記事:金正恩氏「米国へ大小の『贈物包み』を送ってやろう」…ICBM試射を現地指導

7月4日は米国の独立記念日であり、いわば国家の誕生日である。