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北朝鮮の崔龍海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党中央委員会副委員長が7月30日、リオデジャネイロ五輪の開会式に出席するため、経由地の中国・北京に入った。

崔氏は、金正恩党委員長の側近として知られる。正恩氏との「近さの指標」とされる現地指導の随行回数は、今年上半期が14回で2位。昨年、回数トップだった黄炳瑞(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長の13回を上回った。(ちなみに、上半期のトップは趙勇元(チョ・ヨンウォン)党中央委員会副部長の29回。)

「醜聞」で失脚

そんな事情もあり、北朝鮮ウォッチャーの一部には「崔氏は滞在中、中国の指導部と会談を行うのでは」との観測もある。ところが韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は31日、「(崔氏の)今回の北京訪問はブラジルに向かうために単純に経由する側面が大きい」として、重要会談の可能性を切って捨てた。