韓国外務省によると、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は24日、ケリー米国務長官と電話会談を行い、核実験を強行した北朝鮮に対する国連安全保障理事会の強い制裁決議の実現に向けて話し合った。さらに、6カ国協議の参加国のうち、北朝鮮を除いた5カ国による協議の開催などについて議論することで一致した。
5カ国協議は韓国の朴槿恵大統領が22日に提案した。仮に実現すれば、日米韓3カ国が中国に対して、北朝鮮により強く圧力をかけるきっかけになるが、可能性は低いとの見方もある。
北朝鮮が反発することはもちろん、6カ国協議の枠組みを維持すべきと主張してきた中国とロシアが、朴大統領の計画通りに動かない可能性が高い。