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北朝鮮で3日、金正恩総書記の出席の下で「第1回市・郡党責任書記講習会」が開講した。朝鮮中央通信が伝えた。

今回が初となる責任書記講習集会は、朝鮮労働党中央委員会の本部会議室で開かれた。朝鮮労働党は1月に開かれた第8回党大会で、経済分野で成果を挙げられていないことを重視し、党の経済活動に欠点があると再三指摘していた。講習会には党内の統制を強化する目的があるようだ。

同通信は、「わが党の歴史で初めてとなる市・郡党責任書記講習会は、党の市・郡重視思想、市・郡強化路線の貫徹の直接的担当者である市・郡党組織の機能と役割を非常に強めて全党の戦闘力を固め、地方の経済と人民の生活を発展、向上させる上で重要な契機となる」と強調した。

講習会には、全国の市・郡党責任書記と各道党責任書記、道党委員会の当該部署の活動家、党中央委員会の各書記と当該部署の部長、第1副部長、地方党の活動に関わる活動家が参加した。

金正恩総書記が開講の辞を述べ、「今回の講習を通じて市・郡党責任書記が党中央委員会の前で自分の活動状況を全面的に総括し、市・郡強化の重要性と政策的要求に対する正しい認識を持って優れた経験を交換、共有しながら自分の市・郡をもり立てる明確な方途を探すために、積極的に、責任をもって誠実に学習すべきである」と述べた。

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講習会では、「市・郡党責任書記の近年の党活動状況を全面的に分析し、収められた成果と経験、現れた欠点と原因を総括し、実際の改善対策を立てるための会議が行われた」と同通信は伝えた。

また、党中央委員会政治局常務委員会委員の趙甬元(チョ・ヨンウォン)組織書記は報告で、「現時期一部の市・郡党責任書記と市・郡党委員会の活動で現れている欠点」を分析した。さらに、「党内活動を軽視し、行政・経済活動に対する党的指導、政策的指導を正しく行っていない欠点とわが党の人民大衆第一主義政治を正しく具現していない偏向が辛辣に批判された」という。