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デイリーNKは、北朝鮮の咸鏡北道(ハムギョンブクト)会寧(フェリョン)にある会寧市場と、市内の遊仙洞(ユソンドン)で3月1日、2日の両日に行われた公開裁判の判決の音声を単独入手した。死刑が宣告された被告は、判決後すぐに銃殺された。

判決では、脱北者が国境を越えることを支援する行為全般を「人身売買」扱いし、凶悪犯罪としている。中国で稼いだカネを北朝鮮ウォンに両替した行為も犯罪行為としている。以下は、判決文の文字起こし全文だ。なお、裁判官の声が不明瞭な部分は「***」で表示した。

2005年3月1日 – 会寧市場での公開裁判、2名が死刑

パク・ミョンギルは無職で放浪していた者で、2003年3月から2004年7月までの間にカネ目的で複数回川を渡り、非法的に中国国境を越え、共謀者と、または単独で、北朝鮮の女性数名を外国に売り払い、利益を搾取した凶悪な常習犯であり、***輸出入する犯罪行為を犯した。