北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は11日、「米国は悲惨な代価を払うことになる」とする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
論評は、米ハワイ州政府が、北朝鮮による核ミサイル発射を想定した避難ガイドラインを発表したことなどに言及。米トランプ政権が「恐怖の雰囲気をなくそうと」奔走していると指摘した。
また、「大国にふさわしからぬ周辺国」とする表現を使い、中国とロシアが国連安全保障理事会における制裁決議において米国に追随したことを暗に批判した。
そのうえで論評は、「半世紀をはるかに超える長きにわたる歳月、わが人民に不幸と苦痛を強要してきた米国の敵視策動を完全に終息させ、反帝・反米対決戦の最後の勝利を収めようとするのが、大陸間弾道ロケット『火星14』型試射の連続的な成功の雷鳴に映った白頭山大国の揺るぎない意志である」と強調。
続けて「米国とその追随勢力は、史上最悪の制裁・圧迫と無分別な軍事的挑発策動に執着している代価をどっさり払うことになる」と威嚇した。
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