北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は2日、「米国にはわれわれを圧迫できる特別な手段がもうない」とする署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
論評は、英国のロイター通信やインディペンデント紙をはじめとする西側メディアが、「北朝鮮は過酷な制裁を受けているが、経済は成長している」と伝えたとした。
また、チェコのインターネット新聞であるノビンキなどが、「制裁が朝鮮の経済を弱体化させて核放棄という袋小路にまで追いたてるだろうという予測を覆し、専門家たちを当惑させている」と伝えたとしながら、「西側のメディアの評価は米国の対朝鮮敵視政策と制裁騒動が破たんを免れられないということを示す明白な実証である」と指摘した。