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同紙は、「北朝鮮は、スペイン観光の目玉のレプリカを自国に作りたいのだろう」と皮肉っている。しかし、各施設の視察は数十分にとどまり、熱心に観察している様子ではなかったという。

国際社会の経済制裁で深刻な外貨不足に陥っている北朝鮮は、観光開発に力を入れている。元山郊外ではスキー場など様々なリゾート施設を建設したり、サーフィンツアーを誘致したりしている。当局は外国人観光客100万人誘致を目標に掲げている。

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しかし、北朝鮮を訪れた米国人学生が長期抑留の末に死亡したり、北朝鮮ツアー最大手と言われている中国の旅行会社の代表が中国当局に逮捕されたりするなど、同国のイメージは悪化する一方だ。観光業の前途には暗雲が立ち込めている。

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