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今月15日の太陽節(金日成主席の生誕記念日)に、北朝鮮の首都・平壌では大規模な軍事パレードが行われた。しかし、金正恩党委員長の周りを固めたのは北朝鮮の幹部ばかりで、外国の代表団の姿は見えなかった。

前回、2015年10月の朝鮮労働党創立70周年に際して行われた軍事パレードに、中国序列5位の劉雲山政治局常務委員が参加したのとは対照的に見える。

もっとも、建国記念日や党創立記念日とは異なり、太陽節はもともと「内輪のお祝い」としての性格が強い。それでも、核・ミサイル開発を巡る情勢の緊張もあり、北朝鮮の人々は軍事パレードの様子から自国の置かれた状況を読み取り不安にかられているようだ。