北朝鮮の女性勤労者団体である「朝鮮民主女性同盟(女盟)」中央委員会の代弁人(スポークスマン)は9日、今年4月に起きた「北朝鮮レストラン従業員13人集団脱北事件」をめぐり、朴槿恵政権を糾弾する談話を発表した。同日、朝鮮中央通信が報じた。
談話では「朴槿恵はかいらい情報院ごろを駆り出してわが女性たちを悪魔の巣窟にいつまでも閉じ込めて同族対決に悪用しようとヒステリックに狂奔している」としながら、「子を産んで育ててみたこともなく、母性愛とはなおさら知らない殺人魔女が反人倫的惨劇を公然と演じて快楽を覚えているのだから、朴槿恵こそ生かして置けば置くほど民族の不幸と災難だけが増大する特等災難の種だ」と強調した。
さらに、「死んでも呪われる希世の罪悪の結果が恐ろしければ、朴槿恵はわが女性の前で、この地の母たちの前で直ちにひざまずいて謝罪し、大事なわれわれの娘たちを遅滞なく共和国の懐へ送還すべきである」と主張した。