北朝鮮の金正恩党委員長は、新しく建設された柳京キムチ工場を現地指導した。現地指導の日時は不明。朝鮮中央通信が10日、配信した。
同通信によると、金正恩氏は「首都市民においしいキムチを四季にわたって正常に供給するには、工業化がより高い水準で実現された近代的で能力の大きいキムチ工場を建設しなければならない」としながら、工場の名を「柳京キムチ工場」と命名した。
金正恩氏は、工場を見て回りながら、「キムチは、わが民族が最も好む民族料理の一つであり、世界の5大健康食品として世に広く知られている」としながら「柳京キムチ工場では工業的な方法で生産するキムチを家庭で漬けて食べるキムチよりおいしく漬けて、わが人民が常によく食べるキムチ、世界一の食品になるようにしなければならない」と語った。
現地指導には、朝鮮労働党中央委員会の呉秀容(お・スヨン)副委員長、安正秀(アン・ジョンス)部長、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、シン・マンギュンの両副部長、馬園春(マ・ウォンチュン)設計局長が同行した。