李雪主夫人のファッション、画像で振り返る
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金正恩氏の夫人・李雪主(リ・ソルチュ)氏が、2015年に入って初の公式活動に参加した。雪主氏は、13日に開催されたサッカー競技を正恩氏とともに観戦。ロングヘアで大人の女性をアピールした。
深緑のスーツに身を包んだ李雪主氏だが、ヘアスタイルが以前のショートカットより大幅に長くなっていることがわかる。胸元にはネックレスが見られるが、ティファニーのキーネックレスと言われている。
ちなみに、金正恩氏がサッカーを観戦するのに、なぜわざわざサングラスをかけているのかは謎だ。
李雪主氏といえば、2012年に初登場して以来、それまでの北朝鮮では、あまり見られなかったスタイリッシュなショートカットと色鮮やかなモダンな装いで、平壌女性たちを魅了。北朝鮮のファッションシーンをリードしてきた。
また、最初の写真と下の写真から、夫妻でペア・ウォッチを愛用していることがわかる。「スイス製の高級ブランドか?」とも噂されたが、正確なブランド名は不明だ。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面李雪主カットが流行しているのは、北朝鮮でアイドルグループ「モランボン楽団」のメンバーのヘアスタイルからもわかる。先日、デイリーNKが行ったイマドキ10代のインタビューでも「李雪主氏の影響でショートカットは人気」という話が出てくるほどだ。
一方、金正恩氏の特徴的な刈り上げスタイル「覇気ヘア」の人気はイマイチのようだ。
「大人の女性」を打ち出しながら「北朝鮮の国母」もアピール
李雪主氏は、昨年の夏頃から徐々に髪の毛を伸ばし始めた。同年末の12月17日に、故金正日氏の3周忌の際に宮殿を参拝した時の写真からは、かなり伸ばしていることが窺える。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面宮殿を参拝する場合は、胸に双像バッジ(金父子のバッジ)をつける李雪主氏だが、普段の公式行事の場でも、彼女だけはバッジをつけていない。おそらく、彼女の「美的感覚」からバッジをつけることを拒否し、特例で免除されていると思われる。
ヘア・スタイルのみならず、服装やアクセサリーなど、李雪主氏は当初の「フレッシュ」なイメージを脱却して「大人の女性」へのイメチェンを図ろうとしている。その裏には、ファーストレディに加えて「北朝鮮の国母」をアピールする意思があるようだ。
そうした狙いは別にしても、李雪主氏はファッションに対して並々ならぬコダワリを持っていることは間違いない。ならば、肝心の金正恩氏のプロデュースも彼女自身がした方がいいと思うのだが・・・。