北朝鮮強制収容所に生まれて
北朝鮮強制収容所に生まれて
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北朝鮮の政治犯収容所で生まれ脱出に成功した申東赫(シン・ドンヒョク)氏の人生を描いたドキュメンタリー映画「14号収容所完全統制区域(邦題:北朝鮮強制収容所で生まれて)」の試写会が9日、ソウルで開かれた。

「14号収容所完全統制区域」は、2012年にドイツで製作され、2013年にスイスのジュネーブ国際人権映画祭大賞受賞をはじめ、米国、フランス、オランダなどの国際映画祭で数々の賞を受賞したが、韓国で上映されるのは今回の試写会が初めてだ。

申氏さんは同日、上映に先だつ「トークショー」で政治犯収容所の人権蹂躙の実態とその中での経験を証言する予定である。彼は、政治犯収容所内での人権蹂躙を告発する人権活動を続けている。

強制収容所で生まれ育った申氏の証言は、「北朝鮮人権調査委員会(COI)」の調査報告書において重要な役割を果たし、国連も政治犯収容所の廃止を勧告する報告書を採択した。

北朝鮮は先月、「わが民族同士(ウリミンジョクキリ)」を通じて申氏の告発に反論をしていた。