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非科学的なチュチェ農法による低い農業生産性、物流システムの不備という北朝鮮という国そのものが抱える構造的問題に、冷害や大水害などの自然災害が重なり、朝鮮半島の歴史で最も多くの餓死者を出した17世紀の庚辛大飢饉に匹敵するとも言われる「苦難の行軍」が起きたのだった。

(参考記事:「街は生気を失い、人々はゾンビのように徘徊した」…北朝鮮「大量餓死」の記憶

食料品を配給所で受け取ることに慣れきっていた北朝鮮の人びとは、それ以外の方法で食料品を得る方法を知らなかったため、次から次へと餓死していった。人びとは生き延びるために山を切り開いて農作物を生産したり、中国から様々な商品を密輸したりして、市場に持ち寄り売買するようになった。