北朝鮮の貿易相手国の中で、フィリピンは取引額が5番目に大きい。2015年のフィリピンの対北朝鮮輸出のうち6割がコンピュータと集積回路(IC)で、核開発やミサイル開発に転用されているとの指摘を受けてきた。
カエタノ氏は、北朝鮮との対話の扉は開いているとも述べた。
一方、共同通信によると、中国の大手国有銀行が、北朝鮮国籍者の新規口座開設、既存口座からの送金を制限するなど取引の制限に乗り出した。また、メキシコ政府は自国駐在の北朝鮮大使を追放する措置を取るなど、北朝鮮に対する国際的な包囲網がさらに強化されている。
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