人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋は、まるで日本の終戦直後の闇市のような、欲望むき出しの北朝鮮の市場の現状について伝えた。

そんな北朝鮮の市場とは言っても、それなりのルールは存在する。各地の業者やトンジュ(金主、新興富裕層)は安定して儲けるために、次のようなやり方で信頼関係を構築している。

中国から品物を輸入した新義州(シニジュ)の卸売業者は、各地域のトンジュに品物を納品し、代金を半分だけ受け取る。一定期間が過ぎてから、売り上げを計算し、残りの半分の代金を受け取る。それと引き換えに次の品物を納品する。

ところが、その過程でトラブルが発生する。